ブックメーカーで遊ぶ際に、必ず知らないといけないオッズ。今回はその仕組みなどを含めて詳しく解説していきます。
ブックメーカーのオッズとは？
ブックメーカーのオッズとは、特定のイベントが発生する確率を数値化し、プレイヤーが賭けた金額に対してどれだけのリターンが得られるかを示すもの。
下記画像の1.35、5.40、8.40などの数字がオッズ。
オッズは、賭けの倍率として機能し、プレイヤーが賭ける際の指針となります。オッズが高い（8.40、4.50など）ほど、その結果が起こりにくいと見なされ、逆に低いオッズ（1.0、1.35など）は、その結果が起こりやすいとされています。
オッズの基本的な種類
ブックメーカーで使用されるオッズには、主に以下の3種類があります。それぞれ異なる地域や用途に応じて使われていますが、基本的な意味は同じです。
- デシマルオッズ：日本を含めてヨーロッパやカナダ、オーストラリアで広く使われているオッズ。例えば「2.50」というオッズは、1万円賭けて的中した場合に2万5000円が返ってくることを意味する。賭け金×オッズで計算が簡単なため、初心者にも理解しやすい形式。
- フラクショナルオッズ：主にイギリスで使用され、「5/1」や「2/5」などの形式で表記される。例えば「5/1」の場合、1単位の賭け金に対して5単位の利益が得られることを意味する。この形式は、伝統的に競馬などでよく使用される。
- マネーラインオッズ：アメリカで広く使用され、例えば「+200」や「-150」のように表示される。「+200」は100ドル賭けた場合に200ドルの利益が得られることを意味し、「-150」は150ドル賭けて100ドルの利益が得られることを意味する
オッズの仕組みと設定方法
オッズは、ブックメーカーがイベントの結果に対する確率を予測し、リスクを管理するために設定される。ブックメーカーは、イベントに賭けられた金額や市場の動向を監視し、オッズを調整します。これにより、ブックメーカーはリスクを分散させ、利益を確保することが可能です。
例えば、あるサッカーの試合で、多くのプレイヤーが一方のチームに賭けた場合、ブックメーカーはそのチームのオッズを下げ、反対側のチームのオッズを上げることでバランスを取ります。オッズは、試合前や試合中に頻繁に変動するため、プレイヤーはタイミングを見極めて賭けを行うことが重要です。
高いオッズのメリットとデメリット
メリット
デメリット
オッズと還元率の密接な関係
オッズと還元率は、プレイヤーにとって重要な要素。還元率は、プレイヤーが長期的にどれだけの金額を回収できるかを示す指標であり、オッズが高ければ高いほど、還元率も高くなる傾向にある。例えば、還元率が95％の場合、1万円賭けたときに平均して9500円が返ってくると計算できる。
ただし、ブックメーカーは手数料を含めてオッズを設定しているため、プレイヤーが常に勝てるわけではない。もちろん、ブックメーカー側が損をすることもある。そのため、プレイヤーは還元率が高いブックメーカーを選び、さらに自分の得意分野で有利なオッズを探すことが、長期的な勝ち続けるためのKFSになる。
オッズの変動とその影響
オッズは試合前や試合中に変動することがあります。これは、賭けの流れや外部要因（選手の怪我、天候の変化など）によって影響を受けるためです。プレイヤーは、オッズの変動を常にチェックし、有利なタイミングでベットすることが重要です。
例えば、試合開始前にオッズが急激に変動した場合、その背景にある要因を調査し、適切な判断を下すことが求められます。また、ライブベッティングでは、リアルタイムでオッズが変動するため、素早い決断力が求められます。
ブックメーカーのオッズに関するよくある質問
- オッズが低い方に賭ければ勝てる？
オッズが低い方に賭ければ勝てるわけではない。オッズが低い方が的中する確率は高いが、あくまでそれはブックメーカーが設定した数字。実力差が顕著なスポーツでも、オッズ差が覆されることはよく起きる。選手の怪我や予想外の出来事も考慮に入れて、オッズはあくまで目安として賭けるべし。
- オッズを設定したブックメーカーが必ず儲ける？
ギャンブルの特性上、胴元が損をしない構造になっているが、必ずブックメーカーが儲けるわけではない。例えば、2016年のプレミアリーグでレスターシティが優勝した際には、予想外の結果によりブックメーカーが大きな損失を出した。この例のように予測不可能な結果が出るとブックメーカーが損をすることもあり。
- ブックメーカーを比較してオッズが高いところにかけた方が良い？
はい。オッズが高いブックメーカーに賭けることで、効率よく利益を得やすい。ただし、資金管理やオッズを見比べる時間も考慮する必要あり。また、サイトの使いやすさやサポートの質も比較対象に含めると良いでしょう。
- オッズのフェイバリット（Favorite）やアンダードッグ（Underdog）とは？
フェイバリット（Favorite）はオッズが低い方、アンダードッグ（Underdog）はオッズが高い方。これらは、どちらが有利か、どちらが不利かを示すために使われる用語です。
- 各ブックメーカーのオッズを比較する方法はある？
オッズ比較サイトを利用するがおすすめ。比較サイト（Flashscore.co.jpなど）を利用すれば、各ブックメーカーのオッズを簡単に確認できます。ただし、ボーナスやプロモーションなどは反映されないので、自分でサイトを確認するのがベストです。
ブックメーカーのオッズのまとめ
ブックメーカーのオッズを理解し、適切に活用することで、スポーツベッティングの成功率を高めることができます。オッズの種類や設定方法を理解し、自分に合った戦略を立てましょう。
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